アルゴリズムとかオーダーとか

仕事で勉強したことなどをまとめてます

Plasma 勉強会2回目の参加レポ

y-nakajo.hatenablog.com
前回に引き続き、Plasma #2に参加してきましたので、そのレポートをまとめていきます。
plasma-research.connpass.com


今回もリアルタイムツイートをtogetterにまとめておりますのでそちらもご覧ください。
togetter.com

今回場所が六本木ヒルズの森タワーということで、普段田舎に生息している僕にとっては魔境のような場所でした。。。
結構迷ってしまいましたがなんとかオープニングスピーチの途中で滑り込めました(汗

それでは前回の記事同様、感想を交えながらスピーチ内容をご紹介させていただきます。

一人目: 松本 勇気 @y_matsuwitter

前回に引き続き、Gunosy松本さんです。 今回は「前回のおさらい」と「Plasma cashとPlasamaXT」の2本立てでお話いただきました。
speakerdeck.com

おのかちおくんがツイートしてましたが(過去つい消えてる。。。)「湧いた疑問が次のスライドで解決されていく」っていう説明がとてもしっくりくるスピーチ内容でした。
特に、Plasmaのchallengeを行うためには不正なtxを見つけるために実質的にO(n)の検証作業が必要という問題に対して、Plasma CashではO(log(n))になり、Plasma XTではさらにbit n(AND検索で一発なので実質O(1))にまで高速化されているという風にわかりやすく比較して紹介していました。
またそれぞれの提案がどの様な仕組みで高速化を図っているのかというのがその場ですぐに理解できる非常にすばらしい内容のスピーチでした。僕はPlasma XTについて未調査でしたが、このスピーチを聞いてPlasma XTの肝を十分に理解できました。

二人目: 落合 渉悟 @_sgtn

二人目も前回に引き続き、@_sgtnさんの登壇です。
「Plasmaのexitの高速化についてともに考える」というタイトルでスピーチを行いました。
speakerdeck.com
のっけから、会社設立のご報告でした!おめでとうございます!!!

今回は聴講者へ疑問を投げかける形のスピーチをされていました。内容を簡単にフランクに説明すると「Plasmaのexitって2週間待たないといけなくて、めんどくさくない?10秒でexitできてもいいんじゃないかなぁ?」ということでした。
この発想に思い至ったのが、Loom Networkさんのこちらの記事だそうです。
medium.com

この改善について具体的に3つの方針を提示されていました。この様に改善提案を投げかけることができるのはやはり、十分に研究されているからこそだと思います。

今回スピーチで投げかけた課題については早速議論するスレッドが作られておりますので、疑問に思ったことや思いついた改善案、問題点についてどんな些細なことでもいいので書き込んでみんなで議論していきましょう。
research.cryptoeconomicslab.com

まとめ


ステッカーできたました!

@UNOkovさんがオープニングスピーチでおっしゃってましたが、2回目の参加者のうち、前回も参加した人が42%しかおらず、新規に参加された方が50%以上いらっしゃいました。
これは#plasmanが1.5倍に増えたということで非常に喜ばしいことだと思います。
多くの人でPlasmaの問題や新しい改善提案についてどんどん議論を加速し、十分な検証をしながらできるだけ早くPlasmaがmainnetで展開できる様にしていきたいですね。