アルゴリズムとかオーダーとか

仕事で勉強したことなどをまとめてます

Windowsで回線速度を定期的に測定する

最近はネットワークやルータ周りにも興味が出てきて勉強中。

勉強のためにルータを直接いじりたいけど、業務用は少し高いのでASUSのルータ RT-AX3000を購入したところ、これはtransixに対応していないのでPPPoEで接続するように変更した。
PPPoEだと速度が遅いという噂はよくみているので、実際にどの程度速度が変わるのか測定するために、定期的に回線速度を計測する環境をWindowsで構築してみた。

Linux環境ならこのような定期計測の環境を構築する方法は簡単に思いつくのだが、Windowsではやったことがないので、何気に苦労した。同じように悩んでいる人&未来の自分のために構築した内容をブログに整理しておく。

回線速度計測に使うツール

www.speedtest.net

今回は上記のWindowsでもCLIで実行可能なライブラリを利用した。これを実行するbatファイルを作ってWindowsのタスクスケジューラに登録した。

batファイルの中身

こんな感じで作成。タスクスケジューラから実行すると文字化けする問題を解決するのに多少手間取った。なおbatはまともに書いたことがないので、あまりきれいな書き方じゃないかも。

chcp 932
set output=

C:\Users\nakajo\Downloads\ookla-speedtest-1.2.0-win64\speedtest.exe -b -f tsv > C:\Users\nakajo\Downloads\ookla-speedtest-1.2.0-win64\speedtest_result.txt

set /P output=<C:\Users\nakajo\Downloads\ookla-speedtest-1.2.0-win64\speedtest_result.txt

echo %date% %time%	%output% 
echo %date% %time%	%output% >> C:\Users\nakajo\Downloads\ookla-speedtest-1.2.0-win64\speedtest_result.tsv

set output=

タスクスケジューラの設定

こんな感じの設定にした。1時間毎に計測する。


計測結果

まだ3日ぐらいしか計測してないが、こんな結果だった。

PPPoEなので、網終端装置が混雑するであろう日中の時間帯がやはりというか目に見えて速度低下している。
1週間分ぐらいデータが取れたら、もともと使っていたAterm WX6000HPに戻してtransixとの速度差を見てみよう。

# 参考